チタン酸バリウムは日常製品に多く使われている優秀な金属材料

チタン酸バリウムは日常製品に多く使われている優秀な金属材料

チタン酸バリウムは日本で発見された優秀な誘電体材料

スマホを見る女性

金属材料は、構造体を構成するフレーム材料や電気通信のための金属導体、そのほかにも電気デバイスで必要不可欠な電気部品に使用されています。特に電気回路で使用される金属材料は、小さいながらも電気を部品内に留めることができるなどの特性があります。その中でも、チタン酸バリウムは日本国内で発見された優秀な誘電体材料であり、電気デバイス分野の小型化に貢献しました。
チタン酸バリウムは、天然には存在しない金属材料であり、化学合成により製造されます。極めて高い比誘電率を持ち、セラミック積層コンデンサなどに使用されスマートフォンやパソコンなどの分野においては小型かつ高性能化に寄与しているものです。そして強誘電体の一つであり、外部に電場がない場合でも電気双極子が整列し、双極子の方向が電場によって変化できるという特徴も合わせもっています。そのため、圧電素子の材料としても用いられます。チタン酸バリウムは、1942年から1944年の間でアメリカ、日本、ソビエト連邦で同時かつ独立して発見され、今日に至るまでコンデンサ分野においてはエースとして活躍し続けています。普段は目にすることができない場所で使用されるものの、金属材料の中においては縁の下の力持ちとも言えます。

チタン酸バリウムは日常生活で重要

金属材料は工業や専門の世界だけと思っている方も多いのではないでしょうか。実は日常生活の中に、金属材料は多く使われています。
その金属材料の1つがチタン酸バリウムです。チタン酸バリウムはコンデンサという電子部品の材料となり、コンデンサは多くの電子機器に使われています。身近で代表的なのがスマホなど携帯電話です。チタン酸バリウムを使用したコンデンサがある事によって、バッテリーから出された電力を使ったり、蓄積したり、放電したり出来ます。
コンデンサという言葉自体は、自動車大国ドイツの言葉です。過去には日本で蓄電器と呼ばれていました。
チタン酸バリウムは携帯電話以外にも冷蔵庫や洗濯機、パソコン、カメラをはじめとする精密機器にも使われています。最近では電気自動車の材料としても注目されており、専門知識がなくとも、目元が離せない金属材料です。
これら世界最先端の技術にも使用されるチタン酸バリウムは、日本国内の複数メーカーでも製造されています。電子部品の小型化や軽量化が進む中で、チタン酸バリウムの需要は伸びる見込みです。メーカーは安全性や信頼性を保ちつつ、ダウンサイジングやコストダウンに向けて少しずつ研究を進めています。

日常製品にチタン酸バリウムが含まれている

鉄やアルミニウムといった金属は、日常的に関わりが深いです。しかし、チタン酸バリウムといわれても、ピンとこない人が多いと思います。この金属材料は意外と身近な所に存在していて、私たちの生活を便利にしてくれます。
チタン酸バリウムが初めて発見されたのはアメリカで、1942年のことです。自然界には存在しない物質で人工鉱物です。日本では劇物に指定されており、貯蔵や取扱いには注意が必要です。
チタン酸バリウムの特徴的な性質は、強い誘電性を持っていることです。誘電性には絶縁体に電圧をかけて、内部をプラスとマイナスに分ける性質があります。こうすることで、電気を内部に蓄積することができます。
この性質を利用してコンデンサの原料として用いられ、モバイル情報端末の小型軽量化につながっています。現在は生活必需品となった携帯電話にも、チタン酸バリウムが使用されています。オーディオ機器にも多く使われており、意外と身近にある金属材料です。
ネット社会が広がりを見せているなかで、モバイル製品の進歩は著しいものがあります。チタン酸バリウムの存在を身近に感じることはありませんが、私たちの生活に大きな役割を果たしていることは間違いありません。

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